月光亭事件 (創元推理文庫) 文庫 – 2009/6/25

内容紹介

名探偵・石神法全の跡を継いで探偵事務所を営む野上の元に、一人の少年が猫を伴って訪れた――著者を代表する人気シリーズの初期長編が、装いも新たに創元推理文庫に登場!

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その昔、徳間ノベルスから出ていた推理小説の文庫版。
ノベルス版もまだ何処かに残ってるんですが、文庫版は表紙が竹岡美穂さんということで買ってしまった記憶がw
なんで曖昧なのかといいますと、購入したのが2011年と6年間も積みっぱなしだったからですw
作品としては1991年のものですね。改めて読むと、いかにもな昭和の空気感。デジタルデバイスはもとより、携帯電話すらないという設定です。
社会通念的にはリアルタイムな’90年代だけど、探偵には似合わないからその手の小物は使わないとか言われてた気がします。まぁ、書いてる途中で想像追い抜かれても困りますしね。
初期の頃の俊介少年はちょっぴり融通の聞かないタイプの純粋さでしたね。
とりあえず天霧家までは創元推理文庫で出てるのでそこまでは読みます。

浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ (講談社文庫) 文庫 – 2017/2/15

内容紹介
その名も「不可能」なる立方体に人質が閉じ込められた!開かずの扉をひらくヒントは“(-1×-1)”。絶望を抱えたマイナス思考のテロリストに挑む天才少女・浜村渚は、ヒントに隠された「マイナスの魔法」に気がついた。はたして人質を救う数学的名案を導き出せるのか!?

浜村渚シリーズも7冊目になります。6巻から割りと時間が空いていましたが、渚は今回も数学愛に満ちていました。
全体的に今回は割と控えめでエキセントリックなテロリストの印象は薄い感じ。エピソード間につながりはあるんですが、尻切れ感があったり、うまくリンクできてないように感じました。正直ラノベ的な部分はちょっとツメが甘いかも。個人的には龍之介と あひるのエピソードが今回一番好きです。が、これもなんだか尻切れトンボ風味。
数学方面だと、(-1)*(-1)がなぜプラスになるのか? とか、1+1はなぜ2なのかという普段「そういうもの」で終わらせている部分を明るくしてくれるエピソードが多いのも今回の特徴だと思います。
「そういうもの」に納得のいかない小中学生だった方にぜひ読んでみてほしいです。