浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法 (講談社文庫) Kindle版

内容紹介
名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。ルーレットゲームで、もし玉が黒い数字に止まったら更なる爆破が起きるという。「数学的に絶対に負けない」と豪語する敵・マーチンゲールを浜村渚はどう墜とすのか!? ほか「組み合わせ」や「レピュニット数」をテーマにした数学×キャラミス全4編。

いつも通り数学愛に満ちた中学生女子、浜村渚の活躍を描いた短編集となってます。
レピュニット数、不等式、組み合わせ、期待値あたりがテーマになるかと思います。
個人的にはやっぱり期待値の計算が身近で楽しく読めたかなぁ。
ほら、TRPGってダイスの期待値で意思決定することも多いですし(笑)。

それはそれとして、いろいろと決着がつかないままでどんどん冊数だけ増えていく感じなのがどうにも消化不良かなぁ。日常話ならともかく、数学テロという舞台装置が物騒なのであんまり長引くのもなんかモヤモヤする。

浜村渚の計算ノート 8と2分の1さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫) Kindle版

内容紹介 警視庁の武藤は、群馬の大地主の血を引く亀倉行俊の葬式に潜入した。彼の家から、黒い三角定規との繋がりを暗示するものが見つかったからだ。かて行俊の祖先は鶴亀と名乗っていたが、莫大な財産をめぐる相続問題により、「鶴ノ … 続きを読む

浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん (講談社文庫) Kindle版

内容紹介
横浜で謎解きイベント「私立赤煉瓦学園」にエントリーした渚と武藤。街中に隠されたヒントを探し、盗まれた「学びの夏みかん」を奪還するゲームだ。イベントの主催者は、悪名高いドクター・ピタゴラスの教え子。そして「黒い三角定規」首領が追う、あの男も横浜に……。数学的大事件が起きる予感が!全3編。

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新刊で出てからずっと積んでいたのをようやく読みました。
ちゃうねん、書籍で持ってたのKindleで買い直したの1巻から読み返してたせいやん? とか言ってるうちに続刊出てますね。
今回は横浜などが舞台になります。他には鳥取に行ったりも。
舞台的には横浜のエピソードが好きですが、数学ネタとしては鳥取でのアラビア数学の考え方が面白いなぁと興味をひかれました。
あと、友愛数がテーマのエピソードは数学よりも刑事ドラマっぽい展開だったのが目新しくて楽しめました。
しかし、ガウスさん周りは拍子抜け感があってあれ!? ってなった。

浜村渚の計算ノート(10) (シリウスコミックス) Kindle版

内容紹介
「黒い三角定規」がお台場のオペラ劇場を乗っ取り! それは、病床のドクター・ピタゴラスに代わる新たな主導者の披露イベントのためだった。劇場に乗り込んだ渚と武藤を待っていた難題とは!? そして、新たな主導者“ファントム”の正体は!? 女子中学生が怪事件に挑む数学ミステリー、最終巻!!

コミックス版の計算ノートはこの10巻で完結になります。
今回はオペラ座の未知数ということで、一次方程式がテーマになっています。この辺ならまだ理解の範疇ですね(笑)
ただ、オペラという表現方法に対して漫画で再現を試みるというのは、文字情報よりはマシにしてもちょっと大変です。
エピソードとしてはドクター・ピタゴラスからアドミラル・ガウスにリーダーが変わるというところで一区切りとなりました。
本編のほうが進んだらまたコミカライズの続きを再開してくれるとうれしいですね。

浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ (講談社文庫) 文庫 – 2017/2/15

内容紹介
その名も「不可能」なる立方体に人質が閉じ込められた!開かずの扉をひらくヒントは“(-1×-1)”。絶望を抱えたマイナス思考のテロリストに挑む天才少女・浜村渚は、ヒントに隠された「マイナスの魔法」に気がついた。はたして人質を救う数学的名案を導き出せるのか!?

浜村渚シリーズも7冊目になります。6巻から割りと時間が空いていましたが、渚は今回も数学愛に満ちていました。
全体的に今回は割と控えめでエキセントリックなテロリストの印象は薄い感じ。エピソード間につながりはあるんですが、尻切れ感があったり、うまくリンクできてないように感じました。正直ラノベ的な部分はちょっとツメが甘いかも。個人的には龍之介と あひるのエピソードが今回一番好きです。が、これもなんだか尻切れトンボ風味。
数学方面だと、(-1)*(-1)がなぜプラスになるのか? とか、1+1はなぜ2なのかという普段「そういうもの」で終わらせている部分を明るくしてくれるエピソードが多いのも今回の特徴だと思います。
「そういうもの」に納得のいかない小中学生だった方にぜひ読んでみてほしいです。