内容紹介
警視庁の武藤は、群馬の大地主の血を引く亀倉行俊の葬式に潜入した。彼の家から、黒い三角定規との繋がりを暗示するものが見つかったからだ。かて行俊の祖先は鶴亀と名乗っていたが、莫大な財産をめぐる相続問題により、「鶴ノ森家」と「亀倉家」に分裂していた。二つの家に隠された秘密とは――。血なまぐさい事件が、浜村渚によって数学的解決をみる!
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今回は1/2のナンバリングということで、長編作品となります。
「方程式を使うと死ぬ村」というパワーワードがすごいですw
今回は割とミステリ成分が強いですが、作中の推理パートはちょっと無理筋な気がします。……ちょっと物証がうすすぎるんじゃないかと……。
冒頭の事件の方は立証できても、村の事件の方は自供が取れても弁護士次第だなぁと思ったりもします。
とはいえ、そこがウリの作品ではないので気にする必要はあんまりないのかな。
キモはトリックがどれだけ数学的なポイントがあるのかどうかってところでしょうか。
ミステリ部分のほうが実質フレーバー(おい)なので、中高生向けの落とし所としてはバランスが良いと思います。
今回はゲストキャラが意表をついた人選で、思ってた以上にエキセントリックな正確だったので、いつもと雰囲気が変わって目新しさがありました。
瀬島さんのファンにはちょっと残念だったかもしれません。