ぼくのゆうしゃ8〈電子特別版〉 (富士見ファンタジア文庫) Kindle版

内容紹介
勇者・魔王・人類三つ巴の攻防の末、世界は改変された。ファルディオ・レイア・セシリア・ヨルという、トオル不在のパーティは世界見聞の新たな旅に出ることになる。――半年後の《最終裁決》に向けて。〈電子特別版〉として、カバーイラストコレクションを収録!

[amazonjs asin=”B015F5N4XY” locale=”JP” title=”ぼくのゆうしゃ8〈電子特別版〉 (富士見ファンタジア文庫)”]

最終巻です。
長かった物語もこれで完結ということで、張り巡らせてあった伏線を回収していきます。
以前からのはともかく、スーリムの作戦的な部分は多少疑問が残るんですが、まぁノリで流しておくことにしますw
異世界での冒険と家族の再生というテーマで見ると、やっぱり宮部みゆきのブレイブストーリーを思い浮かべてしまうのですが、こちらは口当たりは柔らかな割に主人公が抱えている闇が妙に重い作品だったなぁという印象です。
主人公のメンタリティとしてはワタルのほうが健全な子供な描かれ方だったかなぁ。
もちろんトオルが悪い子というわけではないんですが、変に歪な成長をしている印象はありました。

作品的にはリアタイアした登場人物を、めでたしめでたしと いたずらにリセットして再登場させることがなかったのは個人的に好印象でした。
生命の重みもテーマの一つということもあって、そのへんは一貫しているかと。
トオルの実体のほうはあの展開から間に合ったのか疑問なんですが、時間の流れが異なる設定周りでそれほどのラグはなかったのでしょうか。

あと、1巻のときから毎回書こうと思ってて書き忘れてたのを満を持して書きますが、
おまえのような小学生がいるか!w

作中の地の文なのに、作者のリアクションだろこれw

ぼくのゆうしゃ7 (富士見ファンタジア文庫) Kindle版

内容紹介
魔人スーリムの攻撃からトオルをかばい死んでしまった使い魔ルウ。一触即発の状況の中、トオルはスーリム側につくという予想外の行動に出て――。 それぞれの願いを抱き、勇者・魔王・人類の三つ巴の戦いが始まる!

[amazonjs asin=”B00W2ZRDOM” locale=”JP” title=”ぼくのゆうしゃ7 (富士見ファンタジア文庫)”]

ラスト1巻手前ということで前回の怒涛の展開から、今回は大活劇になっていると思いました。
というかね、6巻の感想でネタバレに気を使ったのに、7巻の紹介文コピペったらズバリ書いてると言うねw

えー、前回の衝撃のラストから引き続き読んでいるので臨場感は申し分なかったのですが、流石に気重でした。トオルの闇堕ちっぽい出だしですし、中盤付近も概ねバトル寄りで進んでいきます。
むしろ、ミユキさんサイドのドラマのほうが気がかりになる巻でした。
なんだかんだで、色々と吹っ切れちゃうトオルが空恐ろしいというのが一番の印象でしょうか。

ぼくのゆうしゃ6 (富士見ファンタジア文庫) Kindle版

内容紹介
魔法都市ルーンヘイムに辿り着いたトオルたちは……遊び呆けていた!? そんな平和ボケから一転、最後の試練《裁きの楼閣》でトオルは勇者の真実を知り、何の前触れもなくラスボスとの絶望的なバトルが幕を開く!

[amazonjs asin=”B00R3XZPF2″ locale=”JP” title=”ぼくのゆうしゃ6 (富士見ファンタジア文庫)”]

前回の予告通りに大転換点となる6巻目。
女神の試練のあたりはまだまだ背景の種明かしかーくらいに思っていたんですが、クライマックスの一幕は流石に衝撃的でした。
まさかなぁと思う展開から、そうきたか……と思わせたところでもう一つ大きな事件をぶっこんでくるのは流石に泣けました。
自分はまとめて読んでるのでいいんですが、ここで続きは数ヶ月後。とか言われたリアルタイム勢はすごくヤキモキしたことでしょう。

作者があとがきで語ったことを信じて待つしかないですね。
……とは言えあとがきで今後の流れをほのめかしちゃうのもどーなのかなと思わないでもない。